シャワー・トイレは共同で、部屋はシンプルでテレビもないが、結構綺麗で、満足。何より、明日のリクライニングシートの一泊を前に、久しぶりにベッドで眠れると言うのは天国である。エンリックは早速シャワーを浴びたけど、私はシャンプーを買って、今晩、髪の毛をしっかり洗う予定。シャンプーも重量の関係で却下された持ち物の一つだ。
チェックインで、鍵の不返却が多いので、20ユーロのデポジットを頼まれたが、ケイラで現金難だったことを説明し、今夜払うということに交渉。
ブリアンソンもヴォーバン式要塞があり、旧市街は高台の要塞の中。ヴォーバン城塞へ行く途中に22時まで営業しているスーパー、カルフール・マーケットを確認し、夕食後にここで、買い出しを予定。道が交差するところはロータリーで、パリとは異なって、歩行者優先で自動車が停まってくれるのにびっくり!ブリアンソンにはなんと、信号が3つしかない、という。
要塞までは直線の登りだが、今日までの過程を思うと、これくらいの登りは全然へっちゃらだ。しかし、排気ガスがすごい。
要塞まで登ると、ブリアンソンの町が見渡せ、澄み渡った空に、山々がきれいに見える。要塞は他にも点在していて、明日の散策しよう、と予定。
旧市街はカラフルな建物が多く、可愛い。メインストリートはお土産やレストランと賑わっているが、とりあえず教会の前のテラスでまず、ビール。今日も暑い一日だったが、結構風があって、日陰に座ると涼しいくらい。
夕食はラ・カポニエールというレストラン。テラスで、前菜にキャベツのソーセージ入りのサラダ、そしてエンリックは羊の腿肉、私は鱒のブルーベリーソース。ブルーベリーといっても、甘いソースと言う訳ではなく、酸味とほんのりした甘みでさっぱりしておいしい。
せっかくレストランに行って、料理の写真を撮り忘れたのは、となりのスイス人夫婦とおしゃべりが弾んだからだ。彼らは宿泊先でおすすめレストランと聞いて、このレストランに来たと言うから、何も知らずに選択した私達もラッキーだ。明日からケイラに行き、ランドネを少しやるとのこと。今回の旅は、本当に出逢いが多い。これは山の空気のせい?
話が盛り上がると言うこと=追加のドリンク注文というわけで、今夜も赤ワインの大ピッチャーが2本…。ということは、飲む時間もかかる訳で、最終的にスーパーの閉店時間には間に合わずに、私はシャンプーを買い損ねてしまうはめに…。ま、あと、一日の辛抱だ。
いい気持ちで、ホテルに戻ると、ホテルのバーではアサヒ・ドライの生が飲めることが発覚!パリでもなかなかないのに、ブリアンソンでアサヒ・ドライなんて、なんて運命的な。と、勿論、寝る前のビールを頂くことに。
オテル・ドゥ・ラ・ギャール Hotel de la Gare
1 Rue Oronce Fine 05100 BriançonTEL: 04 92 54 68 86
h2gbriancon@yahoo.fr
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