7月28日後半 宮島 Miyajima
弥山の達成感で、今日はもう歩きたくない雰囲気。 とりあえず、中心街まで来て、白糸川沿いで、かき氷を食べてクールダウン。
一休みの後は、もう13時なので、ランチとしようと表参道商店街へ。野営を極めるで、ガスバーナーで昼食という案もありだが、宿泊費を抑えているので、昼くらいは外食を楽しむ、にした。どこに入るか迷ったあげく(だいたい2人で食べたいものが一致しない…)、カキフライ定食と天ざるで収まった。
ヨーロッパで名も知れない教会を訪ねながら散策するよう、日本ではどこに言ってもお寺や神社がある。勿論、聖地となる宮島にはそんな観光スポットが多い。ランチの後は見なきゃ行けないだろう、やっぱり厳島神社、以外は特に決めずに歩く。特になんて言うこともない普通の小路でシャッターを切るのは、日本に住んでいないからかもしれない。私もしっかり外人なのかも。で、エンリックがカメラと言うときは、また違う目線でシャッターを切っている。
五重塔に引かれて上った階段の上に、千畳閣(豊国神社)。豊臣秀吉が1587年に建立を命じ、未完成に終わった建物は壁がなく、吹きさらしの大広間。高台にある為、風通しが抜群に良く、涼むのには絶好の地。多くの観光客が風に煽られながら一休み。個人的には厳島神社より印象が残ったのがこの千畳閣だ。
厳島神社はやはり観光客で一杯。引き潮だったので、大鳥居まで歩いて行けた。高さ16.6mの鳥居の主柱は歪な形をした楠の自然木。自重で建つ鳥居の水面下となる部分にはふじつぼがギッシリついてました。その後、海岸で海が満ちてくる様子を見守っていたが、中々満ちないので、その前にお風呂へ行くことに。
国民宿舎みやじま杜の宿500円で入浴。場所はリニューアルオープンの水族館の前。16時過ぎに入ったので、誰もいない貸し切り。温泉ではなく、大浴場というまで広くはないけど、身体をしっかり洗えて、さっぱり!時間制限があったので、バタバタと入浴し、退場。玄関で煙草を吸ってる間に、また汗がにじみ出て来たけど、日本の夏、こればかりはしょうがない。
酒屋でビールを買いだめし、再び海岸へ。風呂上がりのビールを大鳥居の潮を見ながら飲むなんて、贅沢!すでに水に囲まれた大鳥居に裸足で近寄って写真を撮るのは、やはり外国人。なんて言ってる間に、大鳥居は水に浮かびました。
お風呂もメープルライナーも17時迄と言うように、18時ともなると人気が少なくなる宮島。商店街もシャッターが閉じ、空いているのはフェリー乗り場の売店くらい。私達、外人はビールも煙草も自販機で買えないので、売店と言うのはとても重要な存在なのです。
夕暮れの海岸沿いをのんびり歩いてキャンプ場に戻り、自販機で氷を購入で、装備万端。夕食の準備をしてると、鹿達が集まって来た。キャンプ場、最後の夜。
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