案内所で史跡マップをもらい、ルートを確認。 長手岬キャンプ場の管理人さんが、警察で聞いたら良いと言っていた、警察署から曲がる道と言うのも記載されていた。
散策マップを片手に金山へ向かうのは勿論、上り坂。情緒のある路地路地を抜け、田舎道へ続く。
道遊線の下に大きな蜂の巣を発見!
金山までの散策道で散策する人には出会わなかったが、是非、歩いて散策して欲しいコースである。相川までの道のりが長かった為、私達にとっては簡単なコースだったが、金山茶屋に到着。
写真なんて良いから、早くご飯にしようーと感動のないエンリック。そして、ビールを片手に、達成感をやっと味わうエンリック。
結局、佐渡金山の道遊の割戸にも宗太夫坑にも入らなかったが、外からも坑道や人形に依る採掘再現の一部が見られる。坑道入口からは冷たい風がエアコンのように吹き出していた、夏場に訪れるには上着が必要とか。お土産屋ではさすがは金山で、金も販売されていた。金は買わなかったが、金色のトキの耳かきを買った。
金山茶屋のある第三駐車場に佐渡金銀山古道案内図というのがあった。本当はこういうルートを散策したかったのだが、事前に情報が入手できなかったのだ。金北山にも登れなかったし、次回は古道も是非散策できたらいいな〜。
下りは佐渡版画村美術館、奉行所などを通る。佐渡版画村美術館の建物も良いが、それを囲むレンガの塀が印象的。
奉行所跡へ通じる長坂の麓にあるのは国登録文化財の税務署跡。昭和6年に建てられた木造2階建てだ。
そして長坂を下ろうとしたところ、プラスチックのカードケースを拾った。中には免許書と会員証みたいのが。というわけで、警察署の位置も知っていたし、警察に届けることに。
初めて警察に落とし物を届けたのだが、応対が中々興味深い。というのも、『謝礼を支給する権利があるが請求するか?』とか『持ち主が出てこなかった場合に、このプラスチックケースが欲しいか?』とか。勿論、権利は全て破棄したが、もし持ち主が佐渡のホテルの御曹司とかで、お礼に一泊素敵なホテルに宿泊させてくれたり、なんて夢も見たが、そういうことはなかった。
佐和田までの帰路は歩きと言う選択肢もあったが、バスに乗ることにした。バスに乗るとあっという間に到着してしまったが、道中のトンネルや車の行き交う狭い2車線の道路を見ると、歩かなくて良かった、と思う。
キャンプ場に戻ると、管理人が『君たち、中々捕まらないから〜』と待ち構えていた。2泊分は支払済なので問題はないはずなのに、と思うと、銭湯の割引券をくれ、松山でご飯は食べれたか?と。で、明日はどーする、延長しないのか、佐和田は便利で良いよ〜、と。長手岬キャンプ場に比べると便利で良いけど、明日は尖閣湾に行く予定だと断るが、寂しそうに、そうか、延長しないのか〜、と。
日焼けで身体が痛いのと気温が高いのでお風呂には入れない、なんていうエンリックを連れて、ゴミ焼却の熱を利用していると言う『ビューさわた』に行くことにした。割引券ももらったし、湯船につからなくても、ゆっくり身体を洗いたい。テントに戻って支度をしたら、出がけに管理人にまた呼び止められた。私達の記念写真を撮りたいとのこと。利用客の写真を全てコレクションしてるのか、やはり外人だからかな?
国道350号線を超えた高台にある『ビューさわた』は洗い場が6カ所、とこじんまりした銭湯。サウナと水風呂もあり、サウナは入らなかったが、水風呂は気持ちがよかった。ボディーシャンプーとシャンプーも勿論ある。
さっぱりした後は、管理人に言われて思い出して、松山に再挑戦。となりに、250のレパートリーから好きな曲を弾きますというハーモニカ少年。
割烹松山というからには、夕食は定食がなくて高いのかと思ったら、夜定食は800円で、魚か肉が選べる。魚は何ですか?と焼き魚と煮魚でオーダー。煮魚というのは、すごく久しぶりに食べたが、なんかお婆ちゃんが用意してくれた食事を思い出させる懐かしい味だ。定食以外に一品料理のレパートリーもあり、再度メニューにサラダを追加。ボリューム満点でおふくろの味と言うとこです。
さわたコミュニティセンター ビューさわた
佐渡市中原244-2入浴料 : 400円、小学生200円
営業時間 : 9:00〜21:00
窪田キャンプ場で100円の割引券がもらえ、管理人室に定休日のカレンダーもある。
http://www.niigata-kankou.or.jp/sado/kanko/stay/6014.html
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