ガンジュの鐘楼 |
4時起きで、パリのリヨン駅から6:05発のTGVでモンペリエMontpellierに向かいます。
5時にアパートを出発する予定が少し遅れてしまい、バタバタ出発したのはいいけど、地下鉄がまだなかった…。 TGVに間に合わなかったら、格安チケットなので変更も払い戻しもなし…とホームで始発を待ちながらドキドキすること15分。かなりの早足で乗り換えもし、5分前に到着でTGVに乗り込むと、なんかトラブルがあったみたいで発車は5分遅れ。あ〜、とりあえず、間に合って良かった。地下鉄の始発がこんなに遅いなんて、不覚であった…。
モンペリエまではパリから約3時間。一ヶ月前にチケットが安い日程で購入したので、2人+1匹で往復146ユーロでした。ちなみに6kg以内の犬は一律6ユーロです。
モンペリエの街は地方行きのバスは駅前からではなく、街外れのトラムの駅から出ます。9:34に到着して、ランドネ開始のル・ヴィガンLe Vigan行きのバスはお昼までありません。というわけで、歩いてバスに乗れるオキシタニ駅Occitanieに行こうとトラムの3番線に沿って歩き始めたは良いが、途中地下に。というわけで、道を尋ねるのですが、いつものごとく、歩いて行くルートを明確に答えてもらえず、この3番線に乗るように、と。結局、伺った歩きルートで3番線の反対方向の駅に着いてしまい、トラムに乗ることに。チケット1.40ユーロ。
オキシタニ駅に着いたはいいけど、何もないとこ。時間を潰すカフェもないし、手前の村、ガンジュGanges迄行ける一時間早いバス、108番に乗り込む。チケットは隣県迄行く長距離以外は一律1.50ユーロという安さです。しかし、運転手のおばさんに犬は乗車禁止なのだと咎められる…が、それでもスリングに入れるから、とどうにか乗っけてもらう…。バスに揺られること約一時間。終点ガンジュでは、他の乗客が降車するのを待って、下りたが、運転手のおばさんがやって来て、しつこく『犬は禁止と書いてあるでしょ。他の運転手は絶対乗っけてくれないわよ。』と。え、ここからル・ヴィガンには歩きになるのかしら、と不安になりながら、一時間の待ち時間をガンジュ散策。
ガンジュはこれといった何かがある訳じゃないけど、建物がカラフルだったり、教会の教会の鐘が鉄塔になっていたりと、やはり南仏の雰囲気。
カフェのテラスで一服。サービスの女性にル・ヴィガンに行きたいんだけど、バスに犬が乗れないかもしれない、などと話をしたら、最悪、自分の仕事が17時に終わってから乗っけて行っても良いよ、と。やはり、地方の人は深切だ。また、行程の話をしたら、シルク・ドゥ・ナヴァセルCirque de Navacellesはハードな急坂で高所恐怖症には辛いとか、サン=ギエム・ル・デセールSaint-guilhem le désertは観光地で物価が高いとか、情報をくれた。
さて、ル・ヴィガン行きの108番。今度の運転手は男性で、車内でおしっこしないなら、別にいいよ、とすんなりとたくあん犬も乗車できました!一応、禁止とは書いてある物の、この許容範囲の広さというかアバウトさと言うかは、やはりフランスの素敵なとこだと思うのです。
TaM - Montpellier Agglomération タム = モンペリエ・アグロメラシォン
モンペリエ市及び近郊のバス、トラムwww.montpellier-agglo.com/tam/
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