

一泳ぎをすると言うので、その間に私は集落の路地を散策に。ちょうどラジオ体操に子供達が集まってくるとこだった。全員で10名くらい。こんなのどかなところに育つと、素朴な子供達なのかな〜と彼らの生活を想像してみる。ついでにバス停で時刻もチェック。海府線で佐和田まで行ける始発が7:32だ。
佐和田で乗り換え、小木線で小木へ。荷物を預けようと思うと、小さいコインロッカーしかない。というわけで、切符売り場の窓口で聞いたら、預かってくれると言うことで、助かった!港の前の観光案内所でサイクリングマップなるものを入手。小木だけの散策マップはあるが、宿根木まで行きたかったので、広域となるとやはりサイクリングマップ。港まで出たら、また県道45号線だ。

手前の経島を矢島に繋ぐ赤い橋が日本的。橋の横を観光のたらい舟が行き来しており、本来はあるいて一周できるが、土砂崩れで途中が切れていた。管理人さんの言う通り、日本の情緒的な景色が凝縮された感じだ。
休憩所で冷たいドリンクで喉を潤していたら、『小木を歩こう』という白黒コピーのマップを発見。やったー、これで県道45号線を脱出できる!

農道に出て、ちょっと迷って遠回りして、結局は県道に出て、佐渡国小木民族博物館前へ。建物は木造の旧小学校。他でも見たが、こういった木造の学校などがちゃんと保存され、利用されていると言うのが佐渡のすごいところ。勿論、そのまま放置されてる木造建築もあるけど。復元された千石船の展示館も併設されている。
回船業で佐渡の富の1/3を集めたと言う歴史を持つ宿根木の集落は重要伝統的建物群保存地区に指定されており、連続する板壁の独特な家並みが見られる。一通り歩き回り、もうお昼なので食事でもと思ったが、見つけた一軒は満席で、他は今日は閉まっていると言う。観光地だと思ってたのに、規模が小さすぎた。
では、小木に戻ろうと、バス停をチェック。宿根木線は一日3本しかなく13:42を逃すと、次は16:36で17:00のフェリーにヤバい。
まだバスまで時間があるので、海岸沿いを散策。今日も漁業に使われていると言うたらい舟もあった。船が出せない浅瀬などでも小回りが効くのだろう。そして、その先にさっきの宿根木海岸探勝路の続きだ。やはりここまで繋がっていたのかな〜?とも思うが、所々、説明のパネルはあるものの、他にここを歩く人は見かけず、知られていないのか、寂れているのか。そんなわけで、歩いていいのか、多少不安を抱えながらも、冒険。宿根木に行く人は、是非、散策してみてください、おすすめです!
バスには私達以外に2組の若いカップルが。今までのバスでは地元の年寄りや高校生ばかりだったので、こうやって私達のようにマイカーなしで観光する人がいるんだと思うと、中々新鮮だったり。小木ではフェリー乗り場まで行かず、商店街で下車。どこか良い食事どころはないかと見るが、もう14時に近いせいかどこも閉まっている。それでも、中々きれいな町並みで、細い路地がまた渋い感じ。結局、タバコ屋で聞いたら、14時過ぎると食事できるところはフェリー乗り場くらい、だと。
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