GR655 ランブイエからエペルノン Rambouillet - Epernon

GR655 ランブイエからエペルノン

GR655 ランブイエからエペルノン
日曜はシリルの提案で動物がたくさんいるというランブイエの森に出かけることになった。 メールでランブイエの森の情報が送られて来たものの、トレイルについては何も書かれていなかったので、ロードマップはいつものように私が用意。 ランブイエの駅からパリよりに一つ手前の駅ル・ペレ=アン=イヴリーヌまでGR1で森を一周すると言うトレイルだ。

パリの出発はモンパルナス駅と言うことで、家から遠いのでいつもより早めに出発しなければ。朝早く起きて、余裕を噛ましてのんびりしてたら、美和ちゃんから『今、メトロの駅なんだけど、ランブイエ迄切符買えば良いんだよね?』と電話が。まだ一時間も早いのに、えーもう、出発したの!?とそこから、こっちも焦って準備をしたら、大事なロードマップを忘れてしまったのだ。途中で気がついたけど、ぐるっと一周の単純なコースだったし、メールで送ってるからみんな目を通しているし、大丈夫だろう、と引き返さなかった。

GR655 ランブイエの城
勿論、モンパルナス駅には十分早く到着した。ランブイエへ向かうシャルトル駅行きの電車は満員。一等席に場所を見つけ、約30分でランブイエ着だ。駅からはGRのバリザージュに沿って、ガチョウや水鳥が佇む水辺に囲まれたランブイエのお城をぐるっと回る。

今日は30度を超える晴天だが、森の中は涼しいだろうと構えていたら、結構炎天下を歩くトレイル。1.5Lのミネラルウォーターを2本、うち1本は凍らしておいたので準備は万端。水分補給、日焼け止め、帽子で歩く。


12時を過ぎた頃、ピクニック用のテーブルがある池に出たので、そこでランチとなる。美和ちゃんちのメニューはなんとハンバーガー。うちはベトナムサンドイッチだったんだけど、エンリックは興味深い、味見がしたいと両者とも2ケづつあったのでシリルに一ヶを交換してもらう。お腹がいっぱいになったし、そろそろ予定では帰路に向かうはずだ。池の後、すぐに怪しいバリザージュがあったが赤と白のGRのバリザージュなので、確信して再出発。


線路の下のトンネルをくぐり、狩猟用の見張り番がある森の脇の炎天下を歩き、午後になるとやはり暑さも増す。通りがかりの村にいくつかポンプを見つけたけど、どれも動かない飾り。頭から水をかぶりたい気分なのに〜。


と思ったら、我慢しきれず、川で顔を洗うシリル。んー、山じゃないし、民家もあるから、家庭用用水かな〜?あんまり綺麗じゃないような気がするけど。そこからは川沿いにしばらく歩く。水で土が抉り取られて、機の根っこがむき出しに。古い洗濯場は中々情緒がある。




とはいえ、そろそろ目的地なのかな〜とおもいながらも、通りがかりの村にはバス停も地図もなく、多少不安になって来た時、憧れのスペインに続く巡礼の道、サンティアゴ・デ・コンポステーラ街道GR655の表記が!あれ〜今日はGR1じゃなかったっけ〜?



庭の手入れをする人に近辺に駅はないかと訪ねて、辿り着いた駅はエペルノン。パリ側に一つ手前に戻り予定が、二つ先の駅に着いたのだ。何もない駅と駅周辺。切符を買うと、行きより高く、メトロのチケットが付いていない大判の切符。訪ねると、ここは既にイル=ド=フランスではなく、ソントル地方なのだと。つまり、歩いて地方越えをしてしまったのだ。



というわけで、ランブイエの森を散策するはずの予定が、パリからシャルトルを通るサンティアゴ・デ・コンポステーラ街道の一部を歩くという予定外のコースになってしまった訳だが、不幸中の幸いはこうやって駅に辿り着いたことだ。やっぱり、ランドネって冒険ですね〜。

GR655 ランブイエからエペルノン

Rambouillet - Epernon
距離 : 19km
出発点 : Rambouillet駅
到着点 : Epernon駅
http://idf.ffrandonnee.fr/708/html/le-gr-655.aspx


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2 コメント

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oba
AUTHOR
2011年7月11日 12:22 delete

今年の7月の末にトゥ-ルの道を一週間ほど歩こうと思って、情報を色々探していたらここにたどり着きました!日本ではほぼ何も情報が手に入らないので、GR655の貴重な情報ありがとうございます。あと、矢印情報もありがとうございました。

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aki
AUTHOR
2011年8月24日 11:23 delete

情報がお役に立ったとのこと、嬉しいです。トゥールのランドネいかがでしたか?

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