GR21 サスト=ル=モコンドュイからフェカン

GR21 サスト=ル=モコンドュイからフェカン

寝心地の良いベッドで熟睡し、シャンブル・ドットで朝食を頂き、いざ出発と思ったら、霧雨。ポンチョを来て、足早に海岸沿いのGR21へ。

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今日のルートの一番大きい村、サン・ピエール・オン・ポールも通り過ぎただけで、目指すはフェカン。人口2万人弱と今回訪ねる中では一番大きな町で、見所もあるので、町の散策の余力を残す為、昨日よりも距離は短く設定。というか、トポギッドがない為、行程の難易度が分からず、GR21をどういう風に区切れば良いのか悩んだ末の計画だ。


GR21 サスト=ル=モコンドュイからフェカン農地をひたすら歩くが、ガスっていて遠くはぼやけている。やっと海岸に出ると、すごい風!引き潮で剥き出された砂浜には、海水の道筋が描かれている。展望ポイントとなっていて、ピクニック用のテーブルと椅子があったので、ピクニックを試すことに。テーブルに置いたリュックの陰に隠れて、サンドイッチを作ると言う気にもならず、強風の中シリアル・バーや干しイチジクのおやつを食べて、早々に退散。そこからは、ぐんぐん登るが、少し内陸に入っただけで、さっきの風が嘘のように、止まった。

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で、農地で狐発見!私は昨日も走り去る狐を見たのだが、エンリックは見ていなかったので、柴犬じゃないの〜、と疑っていた。パリ郊外の森じゃないんだから、柴犬が走ってた方が、よっぽど珍しいと思うけど。でも、今日の狐は動かない。今度は、置物じゃないかと目を疑い、叫んでみたり、バタバタ身体を派手に動かしてみたりしたけど、反応なし。とりあえず、マックスにズームしてファインダーを切る。

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農道はタイヤの部分だけ、アスファルトが引かれていて、真ん中は草が生えている。これって、何か意図があるんでしょうか?車体が低かったら、お腹擦っちゃいますね。

小さなリュックで日帰りランドネ又は散歩をしている人には会うけど、私達のようなバックパックにはすれ違うことがない。ま、バカンスの時期でもないし、夏じゃないし、トポギッドも廃盤しているし…。と思ったら、年配の男性2名、女性1名のグループに遭遇。フェカンから来て、ヴレット=シュル=メールを目指しているとのこと。頭からつま先迄ケッシュアで万端の装備。出かける前に、デカトロンで見ていた薄いけど、しっかりしたウィンドブレーカーを来ているじゃないか。その上、リーダーらしき男性は、首から地図の入ったポシェットを下げ、話しながら地図を広げてくれた。便利そうだ。この先にカフェはあるのか、などと少し情報を交換し、別れた。

そうだ、エンリックはちなみに、今回新調した、ランドネズボンでの旅。ポケットがたくさんあって、何をどこに入れたか探しまくっているけど、歩きやすいし、いい感じとのこと。そして、ツバの大きい帽子もお揃いで買ったけど、太陽には恵まれず、あまり役に立たなかったんだけど、途中から雨よけに良い、と私はかぶることにした。ひもも着いているので、海岸の強い風もヘッチャラだ、と結構気に入った。

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昨日が原発なら、今日は風力。ノルマンディー地方には原発が多いが、風力も結構見かける。フェカンの町の手前に4機の風力発電機がびゅんびゅん廻っている。9時半出発で、14時には目的地のフェカンに到着だ。高台に港を見守るシャペル・ノートル・ダム・ドゥ・サリュがある。勿論、見たかったのだが、急を要したエンリックがパーキングの公衆トイレに絶望して、町に下りねば、と早足でフェカン入りとなった。

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高台から見下ろすフェカン海岸シャペル・ノートル・ダム・ドゥ・サリュ
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