次回は大きいザックを新調しようと思う。
それにしても、我が家のお犬さまが先頭をピョンピョン走ってるのを見ると、私はまるでロバ。お犬さまの衣食住を担いでいるのですから…。
今朝は8:30出発。キャンプ場へのアクセスのためにGR21を離れていたため、海岸のPorville sur Merまで沼地を辿って歩きます。GR21はぐるっと上方を歩くので、少し得した気分!?
海岸にはパン屋を備えたカフェがあったので、そこで朝のコーヒーを飲むことにする。フィルターコーヒーを入れる用品を持っていないため、毎朝、ティーバッグの紅茶を飲んでいるのだ。それで、午前はコーヒーが飲めるとこを探すのだが、そう上手い具合にカフェには遭遇しない。
コーヒーとレーズンパンを食べて、さらにパワーアップして出発だ。
朝のビーチは風が強く、カイトサーフィンをやってる人がいる。かなりハードそうなスポーツだ。
トレイルは内陸に入り、別荘が立ち並ぶ。
ディエップの東側に比べると、立地なリゾートという感じ。お城みたいな立派な建物が多い。
途中、年老いたビーグル犬に付けられる。たくあんを放してやりたいので、はやくどこか行かないかな〜と思ってたら、男性2名がラブラドールを連れてジョギング。前にビーグルがいるからね、と教えてあげたが、ビーグルは彼らについて行ってしまった。
緑を抜けて海岸に出るときに、車の男性に声をかけられる。ビーグル見なかったか?見たよ、ジョギングしてるラブラドールについていたよ。
男性は海岸を見渡して、車でまた別方向に捜索に出た。携帯番号を教えてもらえれば、見つけたら電話したのに。とはいっても、自分たちの位置関係を上手く伝えれるかは別だが。
海岸は潮が引いて、砂浜が広がってます。
一服して、また緑の世界に戻ります。
まるで、強風に吹かれているように、風で斜めに変形した木。ちなみに、今、風はありません。
ムーティエ峡谷 Gorge des Moutiersというところに来ると、お散歩コースになっているようで、人出が増えてきます。
現代アートなのか何なのかよくわからないモニュメンント、教会、トレッキングコースの立て看板、モネと地域の説明などもあります。パーキングがあり、皆さんここからぐるっと一回りをするのがメジャーコースらしいです。
前方から、イタグレとスイス・シェパードを連れた家族連れがやってきました。そして、ビーグル。あの、ビーグルです。私たちが最初で出会った場所を説明するのも難しく、飼い主が車で探していることを教えてあげました。でも、首輪に電話番号が書いているわけでもなく、どうしようもないね、と。私たちに付いてくるともっと遠くへいてしまうので心配しましたが、ビーグルはそのグループと行動を共にしました。無事に帰れるといいけど…。
ノルマンディー地方にも藁葺き屋根が結構見られます。てっぺんにお花を植えるのが通なようです。
海岸じゃないけど、森に囲まれた灯台。アイリ灯台 Phare d'Ailly
サント・サント=マルグリット=シュル=メール Ste Marguerite sur Merの集落では市場が出ていて、ちょうど片付けているところ。ギリギリ間に合って、チーズと梨を購入。キベルヴィル Quibervilleに行けば、カフェや商店があるよという情報を入手。
キベルヴィルでは、魚屋さんのスタンドもあったが、昼休みで閉まってました。でも、カフェやレストランがあり、エンリックが温かいものを食べたいというので、サンドイッチやでパニニとビール。
小さな食料品店もあったが閉まっていました。その横に公衆トイレがあります。また、タバコ屋もこの地域では、ここにしかないようです。
キベルヴィルにもキャンプ場が3つありますが、最終日の距離を減らすため、まだ先に進みます。昨日の距離に比べれば、今日は20kmちょっとなので、余裕です。
ノルマンディー地方はあちこちに牛がいる。私たちが通ると、みんな注目するので、ちょっと怖い。さらに、皆んな揃って、突進してくるのだ。餌係だと思われているのだろうか。たくあんも恐怖で吠え暴れる。
フランヴィル Flainville の農場で右折し、県道を渡ると、本日の目的地、サントーバン・シュル・メール Saint-Aubin-sur-Mer です。
緑のトンネルをくぐり、ビーチに下りると、すごい風。
海も戻ってきました。
到着、15:50!
ビーチでとりあえず、到着の一服。
そして、海岸沿いのキャンプ場に向かうが、受付は17時まで閉まっている。
入り口で待つことに。お手洗いを借りがてら、偵察。サニタリー棟は大きくて綺麗だが、敷地内は整然と垣根に区切られたスペースにトレイラーハウスでぎっちり埋まってる。テントは一つもなく、空いている場所もないのかも。
というわけで、もう一軒のキャンプ場を訪ねてみることにした。
村の内陸に少し入って高台に位置するこじんまりしたキャンプ場だ。
一応、大雑把に垣根で区切られていて、芝生の上にはヒナギクの花畑で、可愛らしい。客層は長期滞在者が多いらしく、キャンピングトレーラーと大型テントがメイン。サニタリー棟は最低限のもので、お湯が出るシャワーはまた別棟。
でも、人間味のあるアットホームな環境で、前者より私たちにはあっている。
村には海岸にあるレストランが一軒開いているのみ。レストランにとりあえずビールを飲みに行って、お持ち帰り用のドリンクが可能か聞いたけど、シードル一本が10ユーロと破格だったので、やめた。
というわけで、寂しい夜だが、キャンプ場で最後の夕飯を食べて、早く寝た。
キャンプ場 Aire Naturelle de Camping L'Isolette
211, Rue de l'Isolette76740 Saint Aubin sur
http://www.camping-isolette.com/
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