5月27日② サン・ギエムの道番外編パラヴァス・レ・フロ Palavas-Les-Flots

ジニアックGignacからモンペリエMONTPELLIERまでは一時間に一本くらいバスがあります。バスに揺られること、30分くらい。バスとモンペリエのトラムに乗れるチケットを購入しました。一応、犬禁止なので、スリングに入れてドキドキしていたけど、何も言われませんでした。さらに、トラムの乗り場を見ていたら、バスの運転手の女性が、自分も犬を飼ってるのよ、とたくあん犬を見に来ました。結局、最初に乗ったバスだけ、文句を言われ、後のバスは犬も問題なく乗車できちゃったという訳です。

モンペリエは駅までトラムで行き、予約していた駅前ホテルにチェックイン。
トイレとシャワーが共同の一番安い部屋で一人使用だと35.50ユーロ。2名だと39ユーロ。そして、犬は10ユーロ。なんだ、追加の1名より犬の方が高いじゃないか。別に犬用のベッドがある訳でもないのに。
荷物を置いて、身軽になって、お出かけです！

また、駅前からトラム3番線の終点まで行き、海へ行きます。
とはいっても、終点駅からは131番のバスに乗り換えるか、歩き。結構歩いて行く人を見かけたので、ついて行きます。海まで結構歩きます。

海の手前には、塩湖があります。

たくあん犬は生まれて初めての海かと思われます。
私達も久しぶりの海です。

天候は曇りで暑くないからか、海岸にはあまり人がいません。
寒くて、泳ぐって、感じじゃありません。

たくあん犬は、砂浜で放してあげると、大喜びで砂の上を転げ回ってはしゃいでいます。でも、海自身はあまり好きじゃないみたいです。波打ち際で嫌がってました。

何か食べ物を買えるお店があるのではないかと思ったけど、見当たらないので、残り物のパンやチーズで軽いランチにします。

大西洋や地中海でもカランクの野性的な海を見たことがあるせいか、パラヴァス・レ・フロの海はあまり惹かれません。天気が良くないかだろうか？

貝殻を拾ったりしながら、延々と続く砂浜を歩きます。

途中、犬禁止みたいな看板を見かけました。
他にも砂浜に犬が結構いるし、足跡もいっぱいあります。犬の遊泳禁止という意味かしら？

砂浜を歩くのに飽きたので、別荘の連なる一本道を歩きます。そこの張り紙で分かったのですが、海岸は犬禁止だそうです。犬を飼っていない時はそういう表示が気にならなかったので、もしかして、他の海岸もそうなのかもしれませんが、結構びっくり。ま、考えてみれば、糞の始末をしない飼い主などがいたら、海岸に寝そべりたくなくなるかも。

ところが、広告塔ではちょうど夏のバカンス前の動物愛護団体のキャンペーン。スーツケースの横に悲しそうな犬や猫という写真に動物達のバカンスも準備しましょう、みたいなスローガン。しかし、パラヴァス・レ・フロの海では禁止、というわけだから、なんとも言えない矛盾ではある…。