夜中の雨は上がり、今朝も青空が見える朝。野営地は木に囲まれている為に、中々日が差し込みません…。 というわけで、テントは日向に移動されて着々と撤退の準備。 エンリックがテント係でほぼ一人で一生懸命やってくれてるので、助かります。 というのも、彼のザックに収納される為、テントが片付かないと荷作りが出来ない、というわけなのです。
今朝は水道があるので、洗面したり、食器を洗ったりと優雅です。一泊水のないところで野営しただけで、こんなにも水の有り難みを感じるとは。
でも、寒いので、今朝も早々に出発。
出だしは、ランカスRanquasの集落まで緩やかな心地よい上り坂。
空は青いけど、今日もすごい速度で雲が動いています。
あの、怪しい雲がこちらに来るのでは、来ませんように、と祈りながら歩くのでした。
振り返ると、サン=モリス=ナヴァセルの方にうっすらと虹が出てます。
サン=モリス=ナヴァセルが遠ざかり、昨日のヴィス峡谷 gorges de la Visも見下ろせます。
ランカスには民宿があるだけです。宿泊客がいるのかいないのか、ひっそりしています。暇していた番犬(?)君が出て来て、ご挨拶。
かなりしつこいご挨拶にたくあん犬はすぐに、嫌気がさして『てめぇ、ミニピンだと思って馬鹿にしちゃいないかい?これでも二日がかりでル・ヴィガンから歩いて来たんだぜ。』と。
関所を過ぎると、放牧地区に入ります。
関所にはいろんな形式の扉があるのですが、ここのは開け方が分かりにくかったです。
牛が結構います。
今朝も肩が痛いので、ナッジュ Natgesの集落への分岐点を超えてから、一休み。 ナッジュには民宿があるのみみたいだったので、立ち寄りませんでした。
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