というわけで、続きはトレイル外の歩きです。 とはいえ、サン=ギエム=ル=デゼールからエロー川 L'Hérault沿いに悪魔の橋Pont du Diableに向かって、ハイキング道が途中まで整備されております。
トレイルがなくなって道路を歩きます。
下に見えるエロー川はセルリアンブルー。
途中にクラムズの洞窟 Grotte de Clamouseという鍾乳洞があります。入場料9.50ユーロの観光地です。せっかくここまで来たのだから、こういう観光地にも、とも思うのですが、却下されました。ま、大自然の中で文明から離れた日々を送っていると、こういう人の手が入ったものに惹かれない、という気持ちも分からぬではないです。
いい天気で、炎天下になって来ました。
悪魔の橋!?
と写真を撮ったは良いけど、橋が複数ありました。どれが悪魔の橋だ?
橋の周りには、水遊びできる場所など、公園のようになっていました。飲食店もあります。
私達が目指すのはサン=ジャン=ド=フォSaint-Jean-de-Fosの村。観光地ではない普通の村であることを期待しています。サン=ギエム=ル=デゼールから約一時間の歩きです。
中心街の矢印に沿って行くと、時計台のある広場に出ます。
レストランが2軒、パン屋が2軒、食料品店が一軒。
これこそ、私が求める村です。
パン屋でレーズンパン、ピザパン、そしてサンドイッチ用に地元のパンというのを購入して、レストランのテラスへ。ここのお手洗いで、石鹸を付けて、ぬるま湯で手を洗って、結構、感動しました。ただ、手を洗っただけなのですが、ここ何日、不便な生活をしていたので、こうやって水が使えるって、ありがたいことだな、と思うのです。ついでに、鏡で顔を見て、かなり日焼けしていることもチェック…。
と、天気も良いし、日陰のテラスでゆったりとした時間です。で、はっとすると、となりのレストランは家族連れや地元の常連っぽい人々でほぼ満席。私達のレストランは私達だけ…。やっぱ、南仏だからヤクザがいるんだよ、ここに来たら、村八分にされるんだよ…。と、冗談っぽく、サービスの人に話をしたら、新しく開けたばかりとのこと。ヤクザじゃないけど、となりは大きいファミリーなんですよ、と。やはり、ヤクザっぽい!?さらに、このレストランの人、南仏のアクセントじゃないし。やはり村八分?
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