ケイラ一日目:サン=ヴェラン Saint-Véran

サン=ヴェラン Saint-Véran
ピエール・ゴス Pierre Gosseの教会
モリーヌの後はピエール・ゴス Pierre Gosse(ここには川沿いにキャンプ場あり)と集落が続き、目指すはサン=ヴェラン。 ここからは前半にあったような急な上り坂はなく、緩やかにスキー場を渡る感じ。

やはり荷物を持って歩くと言うのはハードだ。普段のパリ近郊のランドネは高低差もないし、荷物もない。そう思うと、荷物がなければかなり楽なんだろうな〜と思いながら、足取りが重くなる…。途中、右の太ももの付け根が痛くなってきて、ビッコを引いていたら、ヴェルコールから来たという白髪のお婆ちゃんに出逢う。ナップザックとトレッキングポールという軽装備で、とりあえずあの山頂まで行ってみようと、という彼女。自称・山女で女性は肩にタオルを巻いた方が、ザックの重みが楽になる、とかアドバイスをくれた。

サン=ヴェランはヨーロッパで一番高いコミューン(2 042m)
後ろに見えるのがサン=ヴェラン(2 042m)

サン=ヴェラン Saint-Véran
サン=ヴェランはヨーロッパで一番高いコミューン(2 042m)であり、『フランスの最も美しい村』のラベルもついている。一番高いコミューンに下山しながら入ると言うのもなんか変な感じだ。村内は車の進入制限されている為、両端のパーキングにたくさんの車が見られる。到着〜!17時だ。噴水で水浴びをして、カフェのテラスでとりあえず、ビール。となりの食品店にビールを買いに行ったら、冷えたのはないので、とりあえず缶ビールを何本か。一応、観光案内所に隣接して郵便局があり、ATMもある。ヨーロッパ一高いコミューンから絵はがきでも送りたいとこだが、余裕なし…。

サン=ヴェラン Saint-Véran

サン=ヴェラン Saint-Véran 石の屋根
石の屋根


のんびりしていられないのは、初野営の支度があるからだ。とりあえず、ネットで得た情報を元に、村を出る。川沿いを歩き、橋を渡ったところに、すでにテントが見え、どうやらここが野営のメッカらしい。私達もここで陣取ることにする。

とりあえず、ビールを川に入れてから、初めてのテント設営。アパートではフライは試せなかったので、まんまとフライの部分で迷うが、どうにか設営!3人用で広いので、荷物も入れれる。日が暮れる前に、ご飯を食べて、結構早めに就寝。前夜は夜行だったし、これだけ歩けば、そりゃ疲れるわ。

サン=ヴェラン Saint-Véran
野営地から見たサン=ヴェラン Saint-Véran


寝具はケシュアの一番安い発泡ポリエチレン・アルミフィルムとマットにケシュアの5度対応のS5 ULTRALIGHT。私はMでエンリックはXLなんだけど、一応、右ジッパータイプと左なので連結可能のマミー型シュラフだが、くっつけずにバラバラで寝ました。気温は大分下がった来たけど、結構暖かくていい感じです。購入時にS0と悩んだけど、S0は収納が難しいと言うのをレビューで読み、重さもMサイズで470g重い(ちなみに価格も10ユーロ増)。S5で実際に気温5度で寝るには、フリース着用が望まれるが、 価格と重さからのチョイスだった訳だが、後悔なしです。

Quechua(ケシュア) S5 ULTRALIGHT
Quechua(ケシュア) S5 ULTRALIGHT
Quechua(ケシュア) M100 foam mat
Quechua(ケシュア) M100 foam mat

夜中、ごそごそと何かがテントの周りを物色する音。野生動物!?と思いきや、となりのロバでランドネグループのロバでした。

サン=ヴェラン Saint-Véran

標高:2040 m
http://www.saint-veran-queyras.com/
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