バカンス予算がかさんでいるので、交通費が安い近間で、且つ試しのプチ・ランドネと言うことで、すぐにネットで検索。 詳細地図はないけどネットで見つけた地図から、駅で無料でもらったパリ近郊サイクリング地図というのに蛍光ペンで書き込み、にわか支度でGO!
北駅からRERのD線で約20分のヴィルヌーヴ=サン=ジョルジュ駅からA線のボワシー=サン=レジェ駅まで森を抜ける12kmで標高差も86〜111mとテストにはもってこい。
近所のモノプリでおやつとリエットを買い、パン屋でバゲットを一本調達。北駅を10時前に出発し、いざヴィルヌーヴ=サン=ジョルジュ駅へ。駅からは右手なのだが、交通量の多い駅前通りを渡れず、左手の交差点まで歩いて渡る。GRP®のバリザージュが見つかり、それに従い、公園を抜け、墓地の横を歩き、気がついたら住宅街でバリザージュが見当たらない…。先ほど気になった4本線の怪しいバリザージュが罠だったのでは…と思いながら、もう少し歩いてみる。エンリックはgoogle mapの航空写真で確認していたらしく、左手にあるスタジアムの反対側を歩くはずだったのでは、と疑い始める。毎回、失敗しているので今回は方位磁石を持参。地図と方位磁石を使って確認しても、やはりトレイルを外れていると言う感じで、左折し森林公園の入り口を散策。進行方向に対して一悶着して、どうにかGRP®に戻る。やはり、こう毎回間違えてると、私たちにはランドネは向いていないのかも、と落胆。
グランジュ森林公園 |
それでも、森林公園に入るとやはり気持ちがいい。道路は日差しが強かったけど、やはり森の中はひんやりしていて静かだ。昨日の雨のせいか、少しぬかるんでいたりして、新トレッキングブーツのありがたみを噛み締める。
このトレイルは複数の森林公園を抜けるという、森林公園コース。栗やドングリの木がたくさんあり、名前は知らないけど、気になったのはヒュードラみたいな木。元で枝分かれして、高く延びている。たくさんあったけど、名前が分からないなんて…。やはり、一度はガイド付きツアーに参加して、いろいろ勉強すべきだ。
たくさん倒れて枯れた木もみた。先日訪れた、教育ファームで習ったのは、森にはこうやって死んだ木も必要と言うこと。そんな木は、虫のホテルとなり、森の生態系のサイクルを成り立たせるのだ。
森林公園と言うことで、アスレチックもあり。夏休みと言うことで、ジョギングをする人、マウンテンバイクを楽しむ親子、とほのぼのだ。
収穫と言えば、ブラックベリーが結構なっていたけど、口に入れると酸っぱかった。それでも、お腹がすいてきたので、そんな酸っぱいベリーをつまみ食いしながら、ピクニックをするコーナーを探し歩く。
お城の壁と掘りに沿って歩き、柵から遠目に馬が見える。道中、またまた怪しいバリザージュ。黄色の一本線だ。試しに進んでみたけど、やはり不安になって引き返す。やはりこういう時は引き際も肝心だ。
森林公園は静かと言いながらも、オルリー空港に近い為、2分感覚くらいで飛行機が真上を飛びはかる。そして、TGVの線路も超える。というわけで、パリ市から近いし、距離的にはお散歩の延長と言う感じで気軽に森林を楽しめるコースだが、今までに訪れた森の中ではランキングが低いかな、と言う感じ。出発点、終着点の駅や町もパリ郊外のベッドタウンと言う感じで、あんまり可愛くないし。
今回はそれなりに経路を間違えてしまったが、このトレイルは予めgoogle mapで道の名前まで確認できるので(やっておけば良かった…)、ランドネことはじめにいいかも、です。
ボワシー=サン=レジェ駅 |
そして、今回の目的であった、トレッキングブーツの方は…素晴らしい!靴下もあってか、靴擦れもしなかったし、超快適で大満足。とうか、エンリックの場合は、今までズックだったので、トレッキングブーツのありがたみをしみじみと実感、という感じ。
セーヌ川からボワシー=サン=レジェまで De la Seine à Boissy Saint Léger PR®
トレイル TraceGPS.com距離 : 12.25 km
出発点 : RER A - Boissy-Saint-Léger
到着点 : RER D - Villeneuve-Saint-Georges
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