ヴィラール=ド=ラン Villard-de-Lans

ヴィラール=ド=ランのシンボルは熊
グルノーブル行きのTGVの車窓から
TGVの車窓から到着ちょっと前の景
夏です!バカンスです!ランドネです!
と待ちに待ったヴェルコール地方へでのランドネです。
ヴェルコールに行くことになった経緯は、山に行きたいけど、ピレネー山脈は遠いし、アルプスは高すぎるし、オーベルニュは交通の便が悪いし…、などどネットでフリーのランドネツアーを検索をし、日数や予算等からたどり着いたのだ。今回行く、ヴィラール=ド=ランはグルノーブルまでTGV、そしてバスと交通の便も良い村。

天気は快晴。パリのリヨン駅から7:50のTGVに乗り、いざ、グルノーブルへ。パリから南下するTGVは良く遅れるというが、案の定20分ばかり遅れて到着。駅を出ると、天気は良いものの、風があって寒いじゃないですか〜。半袖じゃ、肌寒く、待ち行く人は上着を着てました…。TGVからも結構、山が見えてたけど、グルノーブルは山に囲まれた町。

グルノーブルの長距離バスターミナル
グルノーブルの長距離バスターミナル
ヴィラール=ド=ランへのバスは本数が少なく、TGVとの乗り継ぎも良くない。でも、乗り継ぎに余裕があるだけに、こうやってTGVが遅れても心配なし。ランチにはバゲット、ガチョウのリエット、エマンタルチーズを持参。TGVが遅れた為に、バスの切符を買ったら、一時間もなかったので、山を見ながらバス停のベンチで昼食に。

車内で熟読したトポ=ギッドにグルノーブルからヴェルコールにかけてGR9®があるというので、最終日はグルノーブルから散策してみるか、なんても考えたけど、バスに乗って、すぐに断念。なぜなら、登るは登る。トロリーバスのようにヴィラール=ド=ラン行きのバスはクネクネと山道を。途中、サイクリストも結構いたけど、こりゃ大変だ。途中、何もないバス停、小さな村を経由して、終点はヴィラール=ド=ランの村。グルノーブルも寒かったけど、山に登っただけあって、こちらはみんな、フリース着てました。標高は約1000mです。

観光局がお昼休みだったので、ちょっと村をうろうろ。そして、セグウェイを初体験!観光局の前でグループ受け入れの準備をしていたお兄さんが、オフロード版(!?)セグウェイを見てたら、営業をかけてきたのだ。で、エンリックがパリで見たことあるけど、こんなアホなものには僕は絶対乗らない、なんて言ったもんだから、お兄さんも一生懸命で、バランス感覚で動かすと言う画期的なものなんだと説明してくれ、試乗できることに。前方に身体を傾けると前進、バランスを取るとストップ、という日常にはないバランス感覚を体験。中々、面白いじゃないですか〜。

ヴィラール=ド=ランの気球早朝の誰もいないヴィラール=ド=ランの大広場
ヴィラール=ド=ランの気球早朝の誰もいない村の大広場


さて、観光局も中々開かないので、村の商店の人に道を聞いて、オーベルジュへ。部屋がもう空いていると言うことなので、荷物を置き、出迎えてくれたカトリーヌさんが教えてくれたお散歩コースへ早速レッツゴー。

ヴィラール=ド=ランは1968年の冬のオリンピックでリュージュの会場となった村。村のシンボルは熊で、カフェやレストランが並ぶ大広場にはシンボルの熊の像がある。ヴェルコール自然公園内に位置するヴィラール=ド=ランだが、ヴェルコール自信、19世紀半ばまではフランスでも未開拓の地であったとか。バスの行程でも感じたが、山に隔てられて、交通の便が悪かったということだろう。スキー場もあるので、村には複数のスポーツ店、小さな映画館、プール、カジノ、パン屋、そしてスーパーマーケットのミニ・カジノと一通りのものがある。広場からメインストリートとなる商店街を登ると、散策コースにでる。

ヴィラール=ド=ランの冬季オリンピックの記念碑
冬季オリンピックの記念碑


ヴィラール=ド=ラン Villard-de-Lans

アクセス : パリのリヨン駅からTGVでグルノーブルまで3時間。グルノーブル駅に隣接する長距離バスターミナルからTransisèreのバスN°5100で終点、ヴィラール=ド=ランまで一時間。
ヴィラール=ド=ラン観光局 www.villarddelans.com

Parc Naturel Régional du Vercors ヴェルコール地方自然公園

www.parc-du-vercors.fr
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