エリザベッタ小屋から急な坂を下り、コンバル湖へ。 湖と言っても、どちらかというと湿原だ。
延々と続く登り坂では、早く下りにならないか、と思う。 長い下りでは、少し平らにならないかと思う。そして、この湿原は果てしなくまっすぐで平らな道のりが3km弱。登りか下りが待ち遠しくなる。
ツール・ド・モンブランのトレイルはコンバル湖の終わりで右に曲がり、登りに入る。ミアージュ湖には、まっすぐ下りて、橋を渡ってから、左上に登る。バーがあって、湖のそばに氷河が見られるということ。そこで、野営できたら素敵だと思ったのだが、バーが今夏は閉店という表示…。
もう18時を過ぎている。こんなことなら、エリザベッタ小屋で野営が可能か聞いてみるんだった…。
しょうがないので、ツール・ド・モンブランのトレイルを外れ、川沿いを下って、キャンプ場へ行くことにする。
お散歩と見える家族連れや、ジョギングをする人も見られるのに、人里にはほぼ遠い緩い下りが続く。そんなに距離はなかったのかもしれないが、かれこれ10時間は歩いているので、さすがに疲れが出て来ているのだろう。
さらに、雨。最悪です。
途中、木陰で雨宿りしながら、さらに下ること約3km。橋を渡ると、閉店したレストランといくつかのコテージ、そしてバス停があるラ・ヴィサイユ La Visaille に到着。
英語圏の若い男性2名も後に到着し、クールマイユールに行って、ホテルを探すとのこと。
バスは一時間に一本。40分くらい待って、19:40のに乗車。また、土砂降りになって来た。
キャンプ場まで、と言ったら、1ユーロ。クネクネと蛇行した道路を下り、すぐにキャンプ場前のバス停に到着。
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