ガスったバルム峠にいてもしょうがないので、さっさと下山です。
ここからは、バリエーションルートを通ります。メイントレイルは、犬侵入不可のエギュイ・ルージュ自然保護区を通るからです。
シャモニー渓谷のツール・ド・モンブランのトレイルは、エギュイ・ルージュ自然保護区とカルラヴェイロン自然保護区を通るため、残念ながら、犬と歩くことができません。梯子もあるらしいです。というわけで、下山して、あとはキャンプ場に陣を構えて、ハイキングとなります。
シャモニー渓谷を見下ろしながら、のんびり下山です。
高度が下がると、ガスも晴れ、モンブランが見え隠れして見えます。
ちょうど、モンブランにも雲が停滞してるようです。
フランスとスイスの国境、バルム峠へはゴンドラとリフトを乗り継いで、すぐそばまで行けます。ですから、バリエーションルートではお散歩ハイキングの家族連れが多いです。
12:30になったので、ロープウェイ乗り場のピクニックテーブルでお昼にします。
私たちが行けないエギュイ・ルージュの山脈も見えます。
リフトで上がるマウンテンバイクの方も多く、歩行者用とバイク用の道が分かれていました。これはハイカーにとっても嬉しいことです。
日本人の夫婦がいたので、挨拶。一週間いるけど、モンブランの上の雲は晴れず、今日が一番きれいに見えるとのこと。それは、私たちはラッキーだ。
ル・トゥールのゴンドラ乗り場の満車の駐車場を見ると、下界に下りてきました、という感じです。
もう町か、と思うと、ハイキングトレイルはまた登ったり、下りたりしながら、渓谷を下って行きます。
森の中にはキノコがたくさんあります。
モンブラン・エクスプレスが止まるモントロック駅。ちなみに、シャモニー渓谷の駅はみんな、ピンクです。電車が赤と白で、駅は赤と白を混ぜて、ピンクですか?
レールのそばを歩き、レールの下をくぐり、アルジェンティエールに到着です。
気がついたら、もう16時。のんびり歩いていたら、時間がかかってしまいましたね。
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